たまひの切り身

趣味の釣りの釣行記などのをつらつら…

当ブログは釣具の紹介に一部アフィリエイト広告を利用しています

湾フグ竿の製作(組み立て)その1:グリップ分の組み立て

先日湾フグロッドの自作パーツ一式かっちゃいましたが、その製作編です。肝心のエポキシ接着剤が固まってて使い物にならず、製作開始が遅れました。

tamahi-channel.hatenablog.com

買った接着剤はこちらです。

パーツの情報

バット部のブランクス

藤沢釣具オリジナルの、カーボンで145cm、穂先が入る部分はカーボンで補強してありました。
マルイカとは違って、細めで少し柔軟にできています。

穂先

グラスソリッドの中に螺旋状にチタンが入っている藤沢釣具オリジナルの穂先

チタン入りグラスソリッド穂先
チタン入りグラスソリッド穂先

グリップパーツ

FUJIの、スケルトングリップとアーバー(ブランクスとグリップのパーツを穴埋めするパーツ)は、藤沢釣具で作ってくれたカーボンパイプとウレタン

スケルトングリップ仮止め
ケルトングリップ仮止め

ガイド類

これもFUJIのステンレスの標準的なもの、次回作る事があったらチタンとかで作ってみたいですね。

手間惜しまなければ、自作でも60g程度の竿は組み立てられるので、いつかやってみたい!

製作手順

スパイン出し

バット部も穂先もブランクスは、スパインという物をまず調べる事が必要です。
ブランクスはシート状の素材を巻き付けて焼成したりする訳ですが、そのシート状のもの筒状にするには開始と終端で重ねないと隙間が空いちゃいます。
その重なっている部分がスパインとなります。

スパイン部分は素材が重なっているので、他の箇所より強度ああり、反発力も強くなっています。

手順
  • バット部と穂先部ともに、太い方を床やテーブルに、先を手のひらに乗せて斜めに保持します。
  • 中間部をもう片方の手で押して、ブランクスを曲げます
  • 曲げた状態でブランクスを回転させ、反発力が一番強くなる箇所の裏側がスパインとなります。
  • マスキングテープなどで印をつけます。
スパイン出した印
スパイン出した印

このスパインは、釣りをしていて曲がっている状態の外側にもってくるような位置にガイドを取り付けます。両軸リールならスパインの上にガイド、スピニングならスパインの裏側ですね。
(バス等のベイトリールロッドの場合は、90度ひねってつける場合もあります)

グリップパーツの取り付け

バット部のブランクスにグリップのパーツを接着していきます。当たり前ですが、バット側から順番にパーツを入れないと完成できませんのでご注意ください。

バットエンドを2液性エポキシ接着剤で接着
バットエンド接着後
バットエンド接着後

今回はリング無しです。

買うの忘れたのやろ?
はい〜
グリップを取り付け

グリップパーツを後側から接着します。
パーツをブランクスの隙間がある場合は、凧糸やテープで隙間を埋めて、接着します。

グリップパーツ接着中
グリップパーツ接着中
シルバーっぽい色のパーツは無くても良い(ない方が好み)のですが、リールシートに合わせて固定するには合った方が良いとの事なので今回はつけてみました。

フロント側のパーツも接着します(ネジ部分はリールにあわせてカットしています)

グリップ部完成
グリップ部完成

つづきの記事です。

tamahi-channel.hatenablog.com
tamahi-channel.hatenablog.com