先日湾フグロッドの自作パーツ一式かっちゃいましたが、その製作編です。肝心のエポキシ接着剤が固まってて使い物にならず、製作開始が遅れました。
買った接着剤はこちらです。
パーツの情報
バット部のブランクス
藤沢釣具オリジナルの、カーボンで145cm、穂先が入る部分はカーボンで補強してありました。
マルイカとは違って、細めで少し柔軟にできています。
穂先
グラスソリッドの中に螺旋状にチタンが入っている藤沢釣具オリジナルの穂先

ガイド類
これもFUJIのステンレスの標準的なもの、次回作る事があったらチタンとかで作ってみたいですね。
製作手順
スパイン出し
バット部も穂先もブランクスは、スパインという物をまず調べる事が必要です。
ブランクスはシート状の素材を巻き付けて焼成したりする訳ですが、そのシート状のもの筒状にするには開始と終端で重ねないと隙間が空いちゃいます。
その重なっている部分がスパインとなります。
スパイン部分は素材が重なっているので、他の箇所より強度ああり、反発力も強くなっています。
手順
- バット部と穂先部ともに、太い方を床やテーブルに、先を手のひらに乗せて斜めに保持します。
- 中間部をもう片方の手で押して、ブランクスを曲げます
- 曲げた状態でブランクスを回転させ、反発力が一番強くなる箇所の裏側がスパインとなります。
- マスキングテープなどで印をつけます。

このスパインは、釣りをしていて曲がっている状態の外側にもってくるような位置にガイドを取り付けます。両軸リールならスパインの上にガイド、スピニングならスパインの裏側ですね。
(バス等のベイトリールロッドの場合は、90度ひねってつける場合もあります)
グリップパーツの取り付け
バット部のブランクスにグリップのパーツを接着していきます。当たり前ですが、バット側から順番にパーツを入れないと完成できませんのでご注意ください。
バットエンドを2液性エポキシ接着剤で接着

今回はリング無しです。
グリップを取り付け
グリップパーツを後側から接着します。
パーツをブランクスの隙間がある場合は、凧糸やテープで隙間を埋めて、接着します。

フロント側のパーツも接着します(ネジ部分はリールにあわせてカットしています)

つづきの記事です。