前置き
釣りってずっとやってると、困った事と言えば
「竿が折れて釣りが終了」
とか
「仕掛けが全部根掛かりロストで終了」
とか
「餌が無くなって時間もあまりないので納竿」
ぐらいですかね。
でもこれって物質的な問題で釣りが成立しないという問題ですよね。
釣りをするのは本人なので釣りを成立させるには人間のコンディションもとっても大事。
釣りのトラブル肉体編
恐怖のヌカカ(磯ぶよ)事件
釣りのあとで1番困ったのは、江ノ島の陸っぱり
「ヌカカに両足で20箇所以上刺された事件」
で痒さと痛さで1ヶ月以上眠れなかった事ぐらい。
でもこれは、釣りの最中は刺されているのが分からなかったのでその後、江ノ島に釣りに行けなくなった位ですみました。
船酔いはたまにありますけど、絶叫するほどでもない。
毒のある魚も注意が必要ですが、もっと身近に危ない事がありました。
湾フグ喰わせ鉤親指ぶっすり事件
②さんの独白
先日行った湾フグ釣りで、最初の1匹が喰わせバリ3本全部とカットウに刺さった状態であがってきたので、、、もうお分かりかもしれませんね。。。
一本取るとまた一本フグに刺さる、取れてきたと思ったら手に刺さる、なあーんて不器用な事をしてたんですよね。
ようやっと取れてきたと思ったらまだ一本鉤が付いているフグが落下。
フグと重さ+重り10号の重さが一本の喰わせ鉤にかかって、右手親指にぐっさーっと刺さりました。
しかもフグはまあまあなサイズで暴れる。。。
ここで、①さんに書き手をバトンタッチ。あとはもうパニックでした。。。
① が見た現場
②さんの悲鳴で、見ると釣鉤がかえしまでぶっすり親指に刺さっていてビックリ。
釣り鉤は、簡単に抜けない様にカエシがあるので、一度刺さるととても抜きにくいのです。
しかも指は直ぐ骨*1なので、まっすぐ刺さっちゃうとかなりやばい。
俊船長さんに、②さんが鉤刺しちゃった事伝えましたが、ペンチで抜くしかないとの事…
①の蚤の心臓には負担が大きいですが、そんな事言っていられないので、意を決してペンチで鉤掴んで、何度かチャレンジして、無事抜けました。
俊船長さんから消毒薬頂き、消毒して絆創膏を二重につけましたが、絶叫したい位痛い状態。
それでも、暫くしてフグ釣り再開する②さん。すごい。
帰宅後、再度消毒してキズパワーパッドに貼り替えましたが、暫く様子みて、やばそうなら外科に連れていこうと思います。
①も何度か鉤刺した事ありますが、カエシの為にお肉が損傷されちゃうので、傷口が塞がっても中はまだ治っている途中みたいな感じになっちゃって何時迄も痛かったりするのですよね。
まだ親指腫れて痛〜い
教訓
フグに限らず、鉤先には十分注意し、魚が暴れてもシッカリ抑えられる様にして、その状態で鉤をはずしましょう。
フグの場合はフィッシュグリップも幅が広いタイプがおすすめです。
ペンチやフォーセップ等も魚種によっては、安全に鉤外す為には必須ですね。
消毒薬、絆創膏ももしもの為に用意しておいた方が良いですね。
*1:お肉のある場所なら、痛み堪えてカエシが出てくるまで鉤を進めて、カエシを折るかペンチで潰すかすれば、すんなり抜ける