二人とも、使っている両軸リール一度もオーバーホールだしておらず、最近回転も悪くなって来た気がします。
週末釣り行けなくて時間があるので、カバー開けて簡単なメンテナンスしたいと思います。
必要な道具
工具類
- ドライバー
小さめの+ネジが多く奥まっている箇所もあるので、軸の長めのドライバーが必要です
- レンチ
ハンドルを取り外す為に、10mmのレンチが必要です。私はラチェットレンチ使っています。
- 筆
グリスを塗る為に使います。グリス毎にあった方が良いので2本用意しておきませう。
- 歯ブラシ等
細かい箇所を掃除する為に使います
- ピンセット
細かいパーツの脱着に使います
- マチバリ
ベアリングと停めているバネを取る為に使います
消耗品
- 綿棒
細かいところの掃除に使います
- ウエス
広い場所の掃除や拭き取りに、毛羽立たないキムワイプがおすすめです。
- オイル
ベアリング等に挿すオイル、手持ちのダイワの物を使っています。リールに付属するオイルでも大丈夫ですね。
- ギア用グリス
ギア等に塗布するグリス、シマノのギア用グリスを使っています。
- ドラグ用グリス
ドラグ面に塗布するグリス、こちらもシマノのドラグ用グリス使っています。
- パーツクリーナー
パーツを脱脂したり綺麗にするクリーナーです。こちらの製品はプラスチックもOKでリール用なので使っていますが、ホームセンターで手に入るクレ製品でプラスチックOKなものでも良いかと思いますー。
分解手順(ステファーノの場合)
ドラグ類を外します
ステファーノはドラグが外なので、コイン等でドラグ止めているネジを外します。このネジは左右どちらも通常のネジです。
ドラグノブが取れたら、ネジやらワッシャーやら順番に取り外します。
順番と向きを間違えない様に、外した順番に並べておきます。
ハンドルを外します
+ドライバーでハンドルを止めているネジを外します。
ハンドルとドラグを抑える筒?とカバー部を取ります。
カバーを外す
+ネジでカバーを止めているネジを外します。表2〜3本、裏1本
このネジをはずすと、カバーが外れます。そーと垂直に静かに外してください。
メインギア、ピニオンギアを外す
一番大きなギアがメインギア、バネ2本に挟まれている小さなギアがピニオンギアです。
メインギアは上に持ち上げれば外れます。メインギアにはドラグワッシャーがはまっています。(ギアの内側の丸い板とドーナツ状の黒いシート)
ピニオンギアもバネを外せて上に持ち上げれば外れます。
その他のパーツは汚れ具合で外してください。
その場合も順番を間違えない様に、ペーパーの上に並べて置くなどしておいてくださいね。
スプールを外す
ステファーノは、ハンドル逆側のカバーは簡単に開くので、スプールを外します。
ベアリングを外す
ハンドル逆側のカバーについているベアリングを外します。
バネで止まっているのでマチバリやピンセットなどで外します。
もろもろ外した状態
クリーニングとグリスアップ
各種ギア
クリーニング
各種ギアやドラグパーツ類、ボディー側のクラッチ機構など、汚れ具合に応じて、パーツクリーナーを吹きかけるか、紙コップ等にパーツを入れてパーツクリーナーに浸けた後に、歯ブラシやウエスなどで綺麗にします。
塩分が結晶化して付いている場合もあるので全体的にチェックして汚い所はあれば外して洗いましょう。
グリスアップ
ギア部分には、シマノのギア用グリスを筆等でギア部分に塗ります。
私は少し多めにつける様にしています。
今回はずしませんでしたが、レベルワインドのギアにも多めに塗っておきます。
ドラグ部分は、ドラグ用グリスをドラグのドーナツ状のシートの裏表に、筆で塗ります。これは薄くで良いかと思います。(ぬるぬるなドラグがお好みでしたら多めでw)
ベアリング
クリーニング
ベアリングは古いオイルが残っていると回転が悪くなっているので、ピンセット等に挿入し、パーツクリーナーを吹きかけて回転させて脱脂します。
スプール側に付いているベアリングはそのまま、パーツクリーナーを吹きかけて回転させても良いですが、ベアリング止める棒を外す器具があるとより簡単に脱脂できますね。